鉄道の切符は紙厚のある硬券で、駅ごとにはさみのカット形状が異なっていました。

自動販売機はまだない頃、電車に乗るには窓口で行き先を告げて切符を買っていました。
「新宿まで、子供一枚」とか言うと、たくさん並んだ切符の棚から1枚とって、日付を入れる機械に通してくれます。
そしてお金を払って、その切符をもらって、改札口ではさみを入れてもらって乗車となりました。
新幹線もなく、大坂間では特急「こだま」や「つばめ」で6時間30分かかっていました。
特急券は行き先や座席番号も全て買うときに手書きで入れてくれていました。ぬくもりのある切符でした。


切符のナンバーあたりにカーソルを持っていくと、切符が降りてきてボタンが出ます。

真ん中を走るのは101系と103系です。